Storybookとは

ReactやVue、AngularなどのUIコンポーネントを独立した環境で開発を行うためのオープンソース。
一つのstoryは該当のUIコンポーネントがどのように表示・動作するのかを見せる。
またStorybookは、コンポーネントの再利用を前提に使用する。

Storybookの特徴

• 独立した環境でUIコンポーネントを開発することができる。
• デザイナーとフロントエンド開発者が共にUIを確認することができる。
• 特定のdataをDBに強制的に入れなくても、アプリケーション内で利用されているコンポーネントを単独で確認することができる。

Storybookの作成例

以下のようなvueのファイルがあるとする。
このファイルで指定されたデザインを確認するためには、このコンポーネントが使用されている画面で確認する必要があったが、storybookを利用すると、このコンポーネント単独で確認することができる。

<template>
  <button class="red_button add_to_cart_button">
    <slot />
  </button>
</template>

<style lang="scss" scoped>
.add_to_cart_button {
  width: 100%;
  font-size: 12px;
}
.red_button {
  display: -webkit-inline-box;
  display: -moz-inline-box;
  display: -ms-inline-flexbox;
  display: -webkit-inline-flex;
  display: inline-flex;
  border: none;
  color: #fff;
  flex-direction: column;
  justify-content: center;
  align-items: center;
  height: 40px;
  background: #fe4c50;
  border-radius: 3px;
  -webkit-transition: all 0.3s ease;
  -moz-transition: all 0.3s ease;
  -ms-transition: all 0.3s ease;
  -o-transition: all 0.3s ease;
  transition: all 0.3s ease;
}
.red_button:hover {
  background: #fe7c7f;
}
.red_button:active {
  background: #ffafb0;
}
.red_button a {
  display: block;
  color: #ffffff;
  text-transform: uppercase;
  font-size: 12px;
  font-weight: 500;
  text-align: center;
  line-height: 40px;
  width: 100%;
  text-decoration: none;
}
</style>

storybookの書き方の例は以下である。
（ここではjsファイルで記載）

import Button from './index.vue'

const story = {
  title: 'Button',
  component: Button,
}

export default story

export const Default = () => ({
  components: { Button },
  template: '<Button>テストボタン</Button>',
})

すると、storybook上で以下のような画面を確認することができる。